春月の心を 我(わが)袖に涙もいつか春はるの夜よのかすむを月の習(ならひ)とも見みん (荒木田季長・新葉和歌集・巻第十六・雑歌上・1051) 私の袖が涙で濡れている、いつの間にか春の月が(涙で)霞んで見えるのを(霞むのは)春の月の習性と思って見よ…
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