光なるものを求めて

いくつかのことに挑み、わたしは少しずつ、しかし確実に光のほうへと歩みを進めています。

いざ動き出してみると、思ったよりも物事が良い方向へと流れて行き、そのことに安堵している毎日です。これは非常に素敵なことであり、ありがたいことであり、尊いことであると思います。

この何年か、ずっと得ることのできなかった将来への期待のようなものであったり、この数か月、失い続けていた自分への希望のようなものであったり。

そういう素敵な形をしたあれこれがわたしの中に流れ込んでいること、あるいは、わたしの中から溢れ出していることを心からうれしく思います。

 

今日のわたしは、10年前、5年前、1年前、1か月前、1週間前にそれぞれぼんやりと思い描いていた未来のわたしのどれとも異なるものです。そしてこれからもきっとそういう日々が続いていくのでしょう。

ここはまだ暗闇なのだと思います。これから先もずっと暗闇のような気もしています。

それでも、光なるものを求めて歩んで行くことが生きるということなのかもしれません。

こういうことは、暗闇の中で一寸の光も見えないような日にはどうやっても考えられないことなのです。だから、わたしは少しずつ取り戻しているのだと思います。

 

光なるものを求めて、今日も、明日も。