2020-04-15から1日間の記事一覧

桜と雨と(7)

後朱雀院御時、上の男ども東ひんがし山の花見侍り けるに、雨の降りにければ白河殿にとまりて、 おのおの歌よみ侍りけるによみ侍りける 春雨に散る花見ればかきくらしみぞれし空の心ちこそすれ (大納言長家・千載和歌集・巻第二・春歌下・82) 春の雨に散る…