春の霞む月(2)

(わが)袖にわきてや月のかすむらんやよその春のならひを
(幸子内親王新葉和歌集・巻第一・春歌上・55)

 

私の袖にとりわけ月が霞んで見えるのだろうか、尋ねてみたいものだ、よその春の習いを

 

>人それぞれ、いろいろな思いで、春の月が霞むのでしょうね。

>楽しいな。

 

和歌引用

深津睦夫・君嶋亜紀(2014)『和歌文学大系44新葉和歌集明治書院