「-がほ」を含む歌(16)

植ゑて見し花のあるじもなき宿に知らず顔にて来ゐる鶯
源氏物語・幻)

 

花を植えて見ていた主ももういない宿に、何も知らない顔でやって来る鶯よ

 

>「知らず顔」

>源氏の歌

 

和歌引用

阿部秋生・秋山虔今井源衛・鈴木日出男(1996)『新編日本古典文学全集23源氏物語④』小学館