2020-04-05 桜と雨と(4) 和歌 百首歌の中に 花は散りその色となくながむればむなしき空に春雨ぞ降る (式子内親王・新古今和歌集・巻第二・春歌下・149) 桜の花は散り、何ということもなくぼんやりと眺めると、むなしい空に春雨の降ることよ 和歌引用 峯村文人(校注・訳)(1995)『新編日本古典文学全集43新古今和歌集』小学館