2020-04-04 桜と雨と(3) 和歌 春雨の降るは涙かさくら花散るを惜しまぬ人しなければ (大友黒主・古今和歌集・巻第二・春歌下・88) 春雨が降るのは涙だろうか、桜の花が散るのを残念に思わない人はいないのだから >副助詞「し」がなんとなく好き。 和歌引用 小沢正夫・松田成穂(校注・訳)(1994)『新編日本古典文学全集11古今和歌集』小学館