「-がほ」を含む歌(4)

数ならぬ身をも心の持ちがほに浮かれてはまた帰り来にけり
西行新古今和歌集・巻第十八・雑歌下・1748)

 

取るに足りない身であるのに、人並みの心を持っているような顔をして浮かれ出てはまた草庵に帰って来たことだ

 

>「(心の)持ちがほ」

 

和歌引用

峯村文人(校注・訳)(1995)『新編日本古典文学全集43新古今和歌集小学館