2020-05-02 「-がほ」を含む歌(3) 和歌 百首歌たてまつりける時、蛍の歌とてよめる 昔わが集めしものを思ひ出でて見なれがほにも来るほたるかな (藤原季通・千載和歌集・巻第三・夏・201) 昔わたしが(書を読むために)集めたことを思い出して、昔からの馴染みのようにやってくる蛍であることよ >「見なれがほ」 >「し」の識別が好きなので、過去の助動詞「き」の連体形「し」も好き 和歌引用 久保田淳(校注)(1986)『千載和歌集』岩波書店