2020-05-06 「-がほ」を含む歌(6) 和歌 子規を待ちて明ぬといふことを 時鳥鳴かで明ぬと告げがほに待たれぬ鳥の音ぞ聞こゆなる (西行・山家集・夏・186) ほととぎすが鳴かずに夜が明けてしまったと告げるように、待ちもしない鶏の鳴く声が聞こえてくるよ >「告げがほ」 >「ぬ」の識別の問題に良さそう 和歌引用 西澤美仁・宇津木言行・久保田淳(2003)『和歌文学大系21山家集・聞書集・残集』明治書院