2020-04-12 春の霞む月(4) 和歌 春月を 霞めるはつらき物から中々〳〵にあはれ知しらるゝ春の夜よの月 (宗尊親王・瓊玉和歌集・巻第一・春歌上・30) 霞んでいるのは恨めしいものだが、かえって趣深く感じられる春の夜の月だなぁ >今日も今日とて霞みます。 和歌引用 山本啓介・佐藤智広・石澤一志(2014)『和歌文学大系64為家卿集/瓊玉和歌集/伏見院御集』明治書院